過去ログ - さやか「魔法少女と魔女。そして、オルフェノク」
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251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga sage]
2011/11/26(土) 21:20:34.55 ID:JY5gprKlo
今日、暁美ほむらは遅刻ギリギリで登校してきた。

その目は何かも諦めた…様な何処か必死に希望を探している目。
見ていて痛々しかった。

まどかはまどかで、先程会話を終了してからまともに話をしていない。

まあ、分からないこともないが。
魂をソウルジェムという石ころにされた挙句、最後には魔女になる、なんて言われたら普通の者は同じような反応をするだろう。

そして、その事を知ったマミのことが心配だった。
さやかの予想通り、マミは魔法少女が魔女になることを知らなかった。

それだけではなく、ほむらすらも殺そうとしていた。

おそらく、彼女の真っ直ぐすぎる、一度信じれば信じ過ぎる心がマミを変えたのだろう。

「暁美さん?具合が悪かったら保健室へ行きますか?」

「いえ…お構いな―」

先生と会話してる途中、ほむらが一瞬ふらついた。

「やっぱり保健室へ行きましょう。保健委員の鹿目さーん」

先生がまどかを呼ぶが、まどかは微動だにしない。

「もしかして、鹿目さんも具合が悪いんですか?仕方ないですね。委員長が二人を連れていってください」

このクラスの委員長。
美樹さやか。

「はい。ほら、まどか行くよ」

「……」

何も言わない、まどかを立たせ、ほむらと一緒に保健室へと連れていった。


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