過去ログ - さやか「魔法少女と魔女。そして、オルフェノク」
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290:またやった…何か焦ってる…[saga sage]
2011/12/07(水) 21:24:44.80 ID:7ccEnJdzo
「チョーうぜぇ。何?誰かのために契約したくせにその本性は戦闘狂?マジうぜぇ。死ねよ」

何時変身したのかも分からなかった魔法少女の姿をした佐倉杏子。
その手に握られた槍は多節棍の様に自在に操られる。
そして、槍の刃がさやかに向かって直進する。

若干痛む体を動かし、その攻撃を回避する。

「あっれー?おかしいな。全治三ヶ月ってぐらいにはやったはずだけどな」

普通の人間ならば、下手をすれば命の危険に発展しかねない佐倉杏子の攻撃。
だがさやかはその攻撃を食らって普通に立っている。

「さやかの癒しの祈りで契約したからね。単純な回復力ならマミ以上だよ」

キュゥべえの説明が入るが、真実は違う。

さやかの体の頑丈さは、彼女自身の体の影響が大きい。
宇宙初であるオルフェノクでありながらの魔法少女。
元々、オルフェノクの体は人間よりも硬い。
防御力は当然、攻撃力、治癒能力といった面でも人間は疎か一般的な魔法少女のそれらを軽く上回る。
そして、ハイブリット化したさやかの体はオルフェノクより硬い体となっている。

「ふーん。じゃあ、もっと痛めつければいいってわけか」

下卑た笑いを浮かべ、佐倉杏子がさやかに追撃を入れる。

しかし槍の先は横から来た何かによって勢いを失った。

「邪魔しないでくれる?うざい奴の仲間はもっとうざいってのか」

佐倉杏子が攻撃を開始する直前、マミは魔法少女へと姿を変えていた。


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