過去ログ - さやか「魔法少女と魔女。そして、オルフェノク」
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[saga sage]
2011/12/07(水) 21:25:38.03 ID:7ccEnJdzo
「今はあんたとやり合うつもりはないから…さ!」
槍を元に戻し、マミの方へと跳躍する。
直線的な動き。
だが、その動きはマミが相手にするには『速すぎる』
マミの攻撃の特性上『狙い』と『発射』が必要となる。
特にマミの場合、マスケット銃という単発式という点でも不利だ。
いくら佐倉杏子の移動が直線的とは言え、人の反応を超えかけている動きにこの二つの動作を行うのは無理がある。
そして、得意の拘束魔法も佐倉杏子の持つ槍の前では無意味だ。
槍ごと縛り付けようとも、多節棍のように自在に動く刃で切り裂かれてしまう。
別の時間軸で、その時間軸のマミが戦った『呉キリカ』の場合は彼女の魔法の特性をついて反撃することが出来た。
だが、今回はそうはいかない。
佐倉杏子の魔法の詳細をこの場にいる誰も知らない。
(不味い!近づかれッ―)
全てを考え終える前に、マミの腕に攻撃が入る。
腕から血が吹き出、手に握られたマスケット銃が地面に落ちる。
「腕は切り落としてないからさ。あんたは後でじっくりやったげるよ」
そう言って、杏子はさやかへと狙いを変える。
さやかの十数メートル手前で佐倉杏子が跳躍する。
槍を地面に突き刺すかのような体制に入る。
だが、美樹さやかは動かない。
「さあ、地獄を味わいな!」
一秒後には、槍が刺さる。
そう思った瞬間、さやかの体に異変が起こる。
「!?」
姿を変えたさやかが槍を掴み、その槍ごと杏子を投げる。
「てめえ…」
佐倉杏子に驚いた様子はない。
反応からするに、オルフェノクのことを知っているようだった。
しかし、気のせいではないレベルで彼女の殺気が感じられる。
先ほどまでとは比べものにならない恨みとも取られるその気迫。
「この…化物が!」
そして、佐倉杏子は再びさやかに向かって突っ込んだ。
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