過去ログ - さやか「魔法少女と魔女。そして、オルフェノク」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga sage]
2011/10/01(土) 21:24:20.16 ID:pMYRUUoZo
魔法少女巴マミは現在、非常に戸惑っていた。
魔女の結界の反応があり、その中に入ってみれば一人の男が居た。
幸い、まだ魔女に食われる前のようだったので男を下がらせ使い魔を駆逐し始めた。
そして、いつもの感覚通り後ろの使い魔を撃ったつもりでいたら…
「痛てえ!」
という声がしたからだ。
「え?」
後ろを振り向くと、そこに居たのは顔の半分以上を占める黄色い目。
そして体中に走る赤いライン。
これをなんと例えればいいのだろうか。
唯一合いそうなのが『鎧』
多分その解釈で合ってるのだと思う。
マミのマスケット銃をまともに受けて生きているのが証拠だろう。
もちろん、ただの鎧ではない。
普通の鎧ならその装甲を突き破り装着者は死に至るだろう。
だが、この鎧には細かいキズはあるものの普通に立っていた。
そして、先程まで居た男が居ない。
このことから考えられるのは…
「えっと…さっきの人ですか?」
「おう」
当たり前のように返事をしてきた。
その鎧をじっくりと見つめる。
腰にはベルトのようなものが巻いており、体のラインはそこから伸びているようだった。
正直聞きたい事が山積みだ。
「俺のことは後だ。こいつらをぶっ潰すぞ!」
だが男はそんな事は気にしていないように言ってきた。
「え、ええ」
もう一度言おう。
巴マミは非常に戸惑っていた。
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