141:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/31(月) 08:15:07.09 ID:M5quxBE00
迂闊だった。周りに気を配っていた筈なのに。注意力が足りなかったのか?相手の気配を消し方が上手いのか?何にしても梓は紬に声を掛けられるまで、彼女の存在に全く気が付かなかった。
余りの失態にショックで愕然とし、全身に厭な汗が大量に流れる。
梓は唯達の役に立ちたいと躍起になる余り、無意識に冷静さを欠いてしまっていた。だから別段、気配を消してはいなかった紬の存在に気付けなかったし、気配を消し切れずにあっさりと彼女に見付かってしまっていた。
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