158:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/11/05(土) 09:59:43.07 ID:0NUq2lV70
梓「ムギ先輩!覚悟デス!!」
紬が何のジーニアスかは判らないが、自身とてあの、≪八咫烏≫のジーニアスである。そう簡単には後れは取らないと確信し、手甲の先に、漆黒の鴉の鋭い嘴の形状をした、厚手の刃が付いた得物を構え、そのツインテイルが平行に浮かび上がる程の、人の限界を遥かに超えた速度で紬に立ち向かい、襲い掛かる。
―――それにまだ紬は油断しているのか、未だに『魔標』(デヴィルブランド)を発現(だ)してすらいない。ずるいかも知れないけど、手段なんて選べない。何と言われようと勝ちたい!勝たないといけない!!みんなを、唯センパイを護りたい!!!―――
―――今なら!!ムギ先輩を!!!―――
そんな梓を紬は半ば傍観する様に見遣り、そして―――。
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