174:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/20(日) 15:04:33.27 ID:ClHRfGVM0
実際、和達が梓が力尽きる前に邂逅出来たのは、恐らく梓をここまでしたであろう紬<ベヘモス>の一撃が轟かせた炸裂音が微かにだが≪ここまで≫聞こえた事からだった。
その≪音≫が聞こえた瞬間に三人、特に唯は強い胸騒ぎを覚えて、その音のする方へ向かおうとした。いや、向かわないといけない気がした。そして心の何処かで確信をしていた、
その≪音≫の聞こえた先に梓がいる事を……。
和と憂は梓が戻って来る事を前提としていたので、此処を動くのを躊躇ったが唯が強い確信を以ち、そして三人で向かう事を希望したのと、唯ほどではないにしろ憂と和も、彼女と同じ確信めいたものがあったので、唯の言葉を信じてその≪音≫のする方へ向かう事にした。
そして、その直感は最悪な形で整合した。
更には紬が梓に最後に伝えたと言う、澪のジーニアス……。
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