179:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/20(日) 15:16:15.83 ID:ClHRfGVM0
唯「あずにゃんっ!!!」
憂「梓ちゃんっ!!!」
和「梓ちゃんっ!!」
その瞬間、三人はそれぞれ梓の名を叫び、その後に、彼女の死を悼み、黙祷する。
そして、梓の体温が失われていくにつれ、その存在が律の時と同じ様に、次第に足元から消失していく。唯のハンカチや衣類に付いていた、血と埃も、いつの間にか埃だけになっていた。
ここに八咫烏のジーニアス、中野 梓は、この時、存在そのものが、消失した……。
哀しみに暮れる三人の間を、暖かくも冷たくもない風が流れる。まるでどこ吹く風とでも言う様に、素知らぬ顔でいつもと何も違わぬ風が、三人の間を縫う様にして通り過ぎていった……。
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