205:一年中が田上の季節[saga]
2011/12/01(木) 18:39:50.52 ID:1HQcZD8a0
唯「えっ?えーと?」
唯は急に呼び止められた事と焦っている事で、自身を呼び止めた少女が誰だったのか覚えがあるものの、名前をど忘れしてしまい、中々思い出せずにいた。
?「純ですよ。鈴木 純。憂と同級生の」
唯「あっそうだった!純ちゃん。でもどうしたの?私に何か用?」
確か、憂に中学時代からの友人で、春先に軽音部に顔を出しながらも入部しそうでしなかった、特徴的な髪形の少女の事を思い出したが、流石の唯も焦っているせいか、多少つっけんどんな口調になってしまっていた。
純「あっはい。ちょっと憂の事で……」
唯「えっ憂の?」
大抵の事なら、早々に切り上げようとしたのだが、憂の名が出た事でその足が止まってしまう。
純「はい、そうなんです……あっちょっと済みません。ちょっとだけ電話させて下さい」
唯に簡単な断りを入れると、純は携帯を取り出して何処かしらに掛ける。
純『あ、はい。鈴木です…そうです…今、正門の前辺りに居ます。は、はいそうです。はい、それでいいですか?はい、判りましたそうします…それでは……』
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