235:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/11(土) 21:38:20.44 ID:laIihRtQ0
澪「ふん。いい加減そんな所でただつっ立っていられても面白くないぞ唯」
澪はそんな唯の態度に詰まらなそうに言うと、刀の棟で肩をぽんぽんと叩き溜息を洩らす。
その時だった―――。
唯「今だっ!!」
唯は叫ぶ様に気合を入れると、ばっと両手を広げる。その瞬間、孔雀剣が眩(まばゆ)いまでの閃光を発し、『それ』が唯の躯に吸収されると、刹那、彼女の肩口の辺りから、緑を主体とした孔雀の色の光彩を放つ羽が現れる。そして、彼女が両手を交差させると羽も彼女の周りの瘴気を、そして澪をも巻き込んで交差する。
毒を喰らう、孔雀明王の『光彩の孔雀姫(ゆい)』の羽は、瘴気をも喰らい瘴気(それ)に汚染された空間が浄化される。
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