過去ログ - 和「ジーニアス?」
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292:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/18(土) 11:41:48.79 ID:dmY131UL0



 紬「へえ〜憂ちゃんのは手甲なの?お不動様だからてっきりクリト…じゃなくて、倶梨伽羅(くりから)剣とか言うのを出すのかと思ったわ」

 紬が少し意外そうに首を傾げる。

 紬「でも偶然ね……」

 紬の瞳が一瞬だが危険な色を湛えると、そのまま瞳を瞑る。その瞬間。彼女の両腕に憂と同じく手甲が装着される。

 紬「私も『同じ』なの〜♪」

 西洋甲冑の籠手であるガンドレッドの形状。だが、一般の『ソレ』と違うのは手の甲と前腕部、そして親指を除く指を保護する部分が五センチはあろうかという<ぶ厚さ>である事。そして彼女の髪の色、ムギ色とでも言うべき色合いのソレは、武骨な形状で有りながら、何処か気品の様なものも感じられた。

 そして分厚く、気品があるのは、憂のブランドも同様だった。

 相当な重量と引き換えに圧倒的な防御力。そして、指の部分を厚くする事で、武器の使用を放棄する代わりに絶大な打撃力を得た。言うなれば【重手甲】と言える代物だった。
 


 




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