42:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/09/18(日) 01:18:34.64 ID:/cIfgQ+m0
和「ところで憂」
憂「何?和ちゃん。まだ聞きたい事があるの?」
和「あなた達は、何故、ここまでの事を知っているの?」
ジーニアスに覚醒してある程度の知識を得る事が出来たのだが、それでも先刻、彼女達に聞いた以下の情報しか得られなかった。それならば何故、憂は、そして唯はそれ程までの情報(こと)を知り得ているのか?和が疑問に思うのも当然の事だった。
唯「それはね…お母さんもジーニアスだったからだよ。和ちゃん」
和の問いに妹(うい)に代わって姉(ゆい)が答える。
和「おばさんも…ジーニアス?」
唯「うん、そうみたい。25年前にもジーニアス同士の戦いがあって、お母さんはその時の生き残りなんだって。だから私と憂が色々知っているのはお母さんが教えてくれたからなんだ」
和「そう言う事ね……」
和は得心がいった様に呟く。それにしてもあのおばさんが…。実際の年齢(とし)よりもずっと若く見え、いつも穏やかな表情を浮かべていたあの人が…。と、彼女は世の中には有り得ない事など無いのだと痛感せざるを得なかった。
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