過去ログ - 僕も友達が少ない
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21:[sage]
2011/09/19(月) 13:29:47.79 ID:O9I7RA1k0
 先ほど扉の前にいた少女も金髪であったがあちらと違いこっちは染めているのではないだろうか。
 瞳の色は黒いし、そもそも顔立ちも完全な日本人。
 金髪にしても全体が綺麗な金色ではなくところどころ焦げちゃっぽい毛が混じった、くすんだ感じがする鈍い金色。
 美容院ではなく自分でやって失敗でもしたのだろうか。
 金髪を維持するのってお金がかかるらしいし。
 それにあの目つき・・・・・・ひょっとしてヤンキーなのだろうか。
 ここ、聖クロニカ学園は品行方正で優秀な学生が多い学校である。
 実際、僕が前にいた学校よりも生徒個人の学力は遙かに高い。
 そのせいか、落ち着いた雰囲気の生徒が多い・・・・・・もちろん例外も存在するがそういった人ですら学力は高いため、暴力沙汰や窃盗事件など自分が不利になるような馬鹿なことをする人はほとんどいないといっていい。
 実際校内で不良に絡まれたりしたことはない。
 だけどここにもやっぱりヤンキーは存在するようだ。
 学力の高いヤンキー。
 ある意味最強ともいえる存在に自然と喉が鳴る。
 そのヤンキーはあんぐりと口を開け、僕を凝視していた。


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