24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 21:25:51.91 ID:nbU0t01Go
「――これ」と、もう一人の男子が何か拾った。
白い、分厚いゴム片だった。
「爆発しちゃったのか」
「古いボールだったしなー」
ひとしきり不思議そうにして、謝ると彼らはどこかに行ってしまった。
「今のは……」
「あ、あたし――」
「大丈夫か?怪我は?」
「あたし、あたし――」
彼女の視線がふらふらする。
熱か、動揺か。
「早く帰ろう。今日は美味いもん食べて寝ろ」
彼女は泣きそうな顔でうなずいた。
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