325:1です。 ◆CIZA6sfEUc[saga]
2011/10/10(月) 22:05:33.11 ID:GsEPXkjjo
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僕がお義姉さんを呼べるわけではないが、一緒にそうした。
「呼んだ?」
目を開けるとお義姉さんが立っていた。
「無事だったんですか?」
「あれくらいならなんともないわ。
ただ、彼――踏み込むのがあと2〜3日遅かったら危なかったわね」
「普通の医療で治せるものですか?」
「彼の場合、根本を叩かないとだめね。
入院すれば、持ち直しはしないけど現状維持はできる」
「行くわよ」と、お義姉さんは僕達を立たせた。
「どこへ?」
志乃は聞くが、彼女はたぶん、答えを知っている。
「彼は保護した。標的は手の内にある。次は術者を叩くわ」
お義姉さんは歩きながら、振り向かずに言った。
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