38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 21:43:41.91 ID:nbU0t01Go
「俺に、何の用ですか」
振り返るのは怖かった。
僕のすぐ後ろで、コッ、と軽やかなヒールの音がする。
追跡者は女。
「君、意外と警戒心が強いのね」
「昨日、あんなことがあったばかりですから」
女はゆっくりと僕を追い越して、止まる。
僕は顔を伏せた。
なぜか、公園にいたあの派手な女を想像していた。
「私を見てもいいのよ。敵意はないもの」
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