551:1です。 ◆CIZA6sfEUc[saga]
2011/11/07(月) 23:57:51.79 ID:tVdt9tZQo
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「どうしても不安になったら私を呼びなさい。
私には昼も夜もないもの。私が起きたときが朝。寝るときが夜よ」
お義姉さんはそう言うと、植え込みに飛び込んでそのまま消えてしまった。
「春海、私もいるよ。役に立つかわからないけど」
志乃が僕の手を握る。
志乃の方が、自分の体が変わっていく感覚を知っているはずだ。
(こいつに気を遣わせてどうするんだよ……)
「ああ、すまん」
僕は立ち上がり、志乃の手を引いた。
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