65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:13:13.97 ID:nbU0t01Go
―――――女の家・再び―――――
彼女はお礼とお詫びに、と、ケーキを買って家で振る舞ってくれると言った。
僕はこのまま帰宅して、簡単に日常に戻るのも何なので、
お言葉に甘えることにした。
「もう、食べさせなくていいのか?」
あれはあれで気に入った。
「大丈夫だよ」と彼女は包帯をとって手のひらを向ける。
白い手のひらに何本かの赤い線、糸。
「ふさがったみたい」
回復が早すぎる。
僕の頭で、非現実的な仮説が加速していた。
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