過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 肆匹目
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948: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:21:35.28 ID:FBh3TGTEo

一人はまるでサンタクロースのような赤と白を基調とした修道服に身を包み、
周囲の目など気にもせずハンカチを引き千切らん勢いで噛み締めながら雪が積もった
冷たい地面を転げ回っている。

以下略



949: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:22:39.51 ID:FBh3TGTEo

そんなワシリーサがついこの間、サーシャ=クロイツェフ共々ロシア成教に
突如奇襲をかけてきた侵入者に完膚なきまでに叩きのめされた。


以下略



950: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:23:53.04 ID:FBh3TGTEo

修復作業を行っていたロシア成教の修道女にものすごい勢いで睨まれたが、
ワシリーサは無視してめそめそ泣きべそをかきながらよろよろと立ち上がった。


以下略



951: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:24:43.77 ID:FBh3TGTEo

ただ一点、世界で一番、恐らくサーシャの両親よりも彼女を可愛がっていたワシリーサにとって、
そのサーシャも守れず地に伏してしまった事が何よりも悔しかったのだ。

実際、ワシリーサもサーシャも、その時居合わせていた神裂火織もレイヴィニアもその部下も、
以下略



952: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:25:38.29 ID:FBh3TGTEo


「自分の大事な部下も守れない上司なんて生きてる価値ないのよ……。
 表では可愛い可愛い言いながら部下を愛してたって、いざこういう
 緊急事態となるとその部下ほっぽり出しで瞬殺されてちゃギャグにもならないわ……」
以下略



953: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:27:41.21 ID:FBh3TGTEo


「でも……それでも、私はワシリーサを信用しています。 『殲滅白書』の組織の構成上、
 心から信頼出来る同僚などほとんどいませんが……。 それでも、私は結局……、
 ワシリーサだけは本当に頼りにしているんですから……」
以下略



954: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:29:30.31 ID:FBh3TGTEo

そう言って赤面するサーシャの姿にワシリーサは危うくキュン死するところだった。
口から抜け出そうとする魂を慌てて中に仕舞い込む。


以下略



955: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:31:40.59 ID:FBh3TGTEo

何かを言おうとするステイルの言葉をサーシャは待つ。
しかしステイルは言葉ではなく、ジェスチャーで表現した。


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956: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:33:07.13 ID:FBh3TGTEo




ていうか、ワシリーサが握っているその布は、どう見てもサーシャがさっきまで
以下略



957: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/10/20(木) 23:39:10.69 ID:FBh3TGTEo
今回はここまでです。
エリザリーナに会うまでにどんだけ時間掛かってんのかと。
ずいぶんお待たせしましたがようやく本題に入れそうです。

今回、『傾国の女』がゲストとして出演しました。
以下略



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