1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/09/15(木) 07:11:04.23 ID:WXt/fxCK0
梓「……ん……あつぃ……」
いつの間にか眠っていたらしい。
さっきまで日陰だったはずなのに、傾き始めた太陽の光がじりじり肌を焼いている。
梓「あーっ!焼けてる……。今年は絶対黒くならないようにって気をつけてたのに……」
ひりひりする鼻をちょっと触って、溜息を吐いて、えいやっと起き上がる。
かたわらに置いた飲みかけの缶ビールを一口含んでみる。
梓「……ぬる」
思わず顔をしかめて、缶を元の場所に戻した。
母に言いつけられた物置の片付けは、まだ半分くらいしか進んでいない。
梓「っていうかお母さん、ガラクタ溜め込み過ぎだよ」
アレ全部捨てちゃっていいんじゃない?と呟いて、
小さな庭の隅で開けっ放しの物置を睨んで、また溜息を落とす。
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