過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派(さやかは仁美に口を滑らせました)
[saga ]
2011/10/06(木) 16:52:33.97 ID:92fV5tmxo
志筑仁美のアパート
しばらく沈黙が続いた。さやかは恐る恐る顔を上げる。
仁美「言い過ぎましたわ、さやかさん。ごめんなさいね?」
慣れ親しんだ微笑みで仁美が優しくさやかに言った。
こちらが顔を上げるのを待っていてくれたのだろう。その気遣いが、さやかの中に不必要な罪悪感を生む。
さやか「仁美が謝ることなんてないのに……」
仁美「いえ、どういった経緯でそのようになったのかも知らないのに、
偉そうな事を言ってしまって申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます」
仁美はさやかに頭を深々と下げた。
さやか「や、やめてったら! 仁美が頭を下げるのなんておかしいってば!」
それもそうですわね、と仁美はあっさり身体を起こした。……うん、遊ばれてるね、あたし。
そんな流れを無視するかのように、仁美は突然、意を決した表情でさやかに言う。
仁美「さやかさんはわたくしの大切なお友達ですわ」
ずっと前に聞いたことのある、仁美の台詞。口調も全く同じ。でも響き方が違うのはなんでだろう?
何か返事をしなければ、とさやかは考えずに話し出した。
さやか「……なんか、悪いね……気ばっかり使わせてさ、
おいしいオムレツまでご馳走になってるっていうのに、気の利いたことも言えないし……」
仁美「元より、さやかさんにそのようなことは期待してませんの」
あっさりとした仁美の返事。さやかは思わず顔をしかめてしまった。
さやか「……それは、あたしをバカにしてるのかな?」
仁美「違います。さやかさんの本領はそんなところには無いということを言いたかったのですけど」
本領なんて呼べるものが今のあたしにあるだろうか? さやかは戸惑う。
仁美「……杏子さんと歩いているさやかさんを見て、
わたくしがどのように思ったか、おわかりになりますかしら?」
さやか「と、突然何さ? わかるわけ、ないじゃんよ……そんなの」
さやかの言葉を受け、仁美は悪戯っぽく微笑み、口を開いた。
仁美「『マジ爆発しろ』、ですわ」
さやか「そ、そう」
コホンと咳払いをする仁美。多分、さやかに対するサービスのつもりだったのだろう。
心なしか頬を紅く染めていて、可愛らしい、とさやかは思った。
仁美「それはともかくとして、
あの時のさやかさんと杏子さんの笑顔はとても自然で素敵でしたわ。
……もっと信じてもいいと思いますの、そういった感覚を」
さやか「で、でも……今の杏子には……まどかが……」
仁美「……え? なんでまどかさんのお名前が?」
さやか(あ、やべ)
さやかは口を滑らせた。
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