過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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247:ほむマミ派(初恋杏子ちゃん)[saga]
2011/10/13(木) 18:09:06.19 ID:gh0HfJHvo


 杏子はある日、一人の少女に出会う。
 その少女との出会いで、杏子は自分自身のことをより知ることとなった。

少女『私、この近くに引っ越してきたの。よろしくね』

 ニコッと笑いながら、杏子とその時一緒にいた妹に感じの良い挨拶。

杏子『うん、よろしく。……あたしさ、この近くの教会に住んでるんだ』

少女『へぇ。私、教会って行った事ないから今度案内してね?』 

杏子『いいよ、あのさ、よかったら名前とか教えて貰える?
   あたしは佐倉杏子っていうんだ。んで、隣にいるのが妹のモモ』

 普段よりも浮かれている自分。杏子は早口になるのを抑え切れない。
 妹が杏子の服の袖を引き、「おつかいは?」と二度言った。

 少女が妹の方を優しい表情で見ながら、杏子に名乗る。

杏子『……いい名前だね、とっても』

少女『杏子ちゃんはお世辞が上手いね』

 そう言って少女は微笑んだ。
 
杏子『お、お世辞とかじゃ、ないよ……』

 一体、自分は何でこんなに舞い上がっているのか?
 わからない、いや、わかる、でも、わからない。

少女『……おつかいはいいの? モモちゃんの方がお利口さんだよ、ね?』

 杏子は袖を引く妹の手を振り払ってでも、少女と話を続けようとしていた自分を恥じた。


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