過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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257:ほむマミ派(少女に牛乳をせがむ杏子)[saga]
2011/10/15(土) 23:04:51.26 ID:ghAk6YOIo


 杏子は階段を上がり、少女の部屋に通された。
 
 ベッド、勉強机、本棚、パソコン、テーブル。大体予想した通りの内装。
 杏子は妹と部屋を共有しているので、個人部屋はやはり羨ましい。

少女『杏子ちゃんは何が飲みたい?』

 せっかくリンゴを持ってきたので、
 杏子はそれに合うと思っている飲み物の名前を口にした。

杏子『牛乳、かなあ』

少女『やだ杏子ちゃん、可愛い』

杏子『や、やめてよ、からかうの……』

少女『可愛いから、可愛いって言ったの。いい加減に慣れて?』

 そう言って、少女は座って待ってて、と下へ降りていった。

 フローリングの上にカーペットが敷いてあり、
 小さなガラステーブルが置いてある。座布団は二つ。
 言われたとおりに座布団へ杏子は行儀良く正座する。
 テーブルの上に一冊本が乗っていて、杏子はそれを凝視した。

 漫画の類だろう。
 女の子二人が相合傘で通学路を歩いている表紙イラスト。
 ほとんどそういったものを読んだことのない杏子だったので、
 後で少女に許可を得て見せてもらおうと思った。

 しばらくして、少女がお盆の上にリンゴと飲み物を乗せて戻ってきた。

少女『背筋を伸ばして正座してる杏子ちゃん可愛い』

杏子『もう反応しないからね』

少女『そう。じゃ、今日はこれで打ち止めにしよう』

杏子『「今日は」、なんだ……』

少女『まあ、私の気持ちの高まり次第ではどうなるかわかりませんがね?』

 いい球を投げてきた。杏子はタイミングを合わせて、少女と共に笑う。


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