過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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266:ほむマミ派(少女に打ち明ける杏子)[saga]
2011/10/17(月) 15:20:58.06 ID:rpoj+U3AO


 でも。だからこそ。


杏子『好きなんだ、君のこと』

 少女の様子が落ち着くのを見計らって、杏子は迷わずに告白した。

少女『……』

 固まってしまう少女。そんな彼女を杏子はじっと見据える。

少女『え……えっと、本当に?』アセアセ

杏子『こんな大事なことで嘘つくのは嫌だもん。好き。君のことが好き』

少女『そう……そうですか……』カァーッ

 いつもは少女にからかわれてばかりだったけど、
 この場の勢いはあたしが掌握してるな、と杏子は冷静に判断した。

少女『私もね、好きかなあ、杏子ちゃんのこと……』エヘッ

杏子『ずるいよ、そんな言い方。「かなあ」はずるい』

少女『でも、杏子ちゃん、お家の事情が……』

杏子『そのことも含めて話そうよ。冗談まじりでいいからさ、いつもみたく』ニコッ

少女『う、うん』

 今までが立ち話だったので、ベンチに並んで座る。いつものポジションだ。

少女『な、なんか、杏子ちゃんがカッコいいんだけど……』

杏子『悩むより、話し合った方が現実的だと思ったから』

 杏子の迷いない言い切り方に、少女は若干表情を曇らせた。

少女『……やっぱり、漫画の件は不愉快だったでしょ?』

杏子『ううん、自分の気持ちに気づかせてもらうきっかけになったし、いいよ、もう』

 口にすることで気持ちがハッキリと見えてきた。

 何事もしてみるものだ、と杏子は思う。


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