過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派(少女に打ち明ける杏子)
[saga]
2011/10/17(月) 15:20:58.06 ID:rpoj+U3AO
でも。だからこそ。
杏子『好きなんだ、君のこと』
少女の様子が落ち着くのを見計らって、杏子は迷わずに告白した。
少女『……』
固まってしまう少女。そんな彼女を杏子はじっと見据える。
少女『え……えっと、本当に?』アセアセ
杏子『こんな大事なことで嘘つくのは嫌だもん。好き。君のことが好き』
少女『そう……そうですか……』カァーッ
いつもは少女にからかわれてばかりだったけど、
この場の勢いはあたしが掌握してるな、と杏子は冷静に判断した。
少女『私もね、好きかなあ、杏子ちゃんのこと……』エヘッ
杏子『ずるいよ、そんな言い方。「かなあ」はずるい』
少女『でも、杏子ちゃん、お家の事情が……』
杏子『そのことも含めて話そうよ。冗談まじりでいいからさ、いつもみたく』ニコッ
少女『う、うん』
今までが立ち話だったので、ベンチに並んで座る。いつものポジションだ。
少女『な、なんか、杏子ちゃんがカッコいいんだけど……』
杏子『悩むより、話し合った方が現実的だと思ったから』
杏子の迷いない言い切り方に、少女は若干表情を曇らせた。
少女『……やっぱり、漫画の件は不愉快だったでしょ?』
杏子『ううん、自分の気持ちに気づかせてもらうきっかけになったし、いいよ、もう』
口にすることで気持ちがハッキリと見えてきた。
何事もしてみるものだ、と杏子は思う。
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