過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
1- 20
362:ほむマミ派(笑いまどか)[sage saga]
2011/11/20(日) 21:02:04.00 ID:2+vNiUJeo


 本来杏子が飲む予定だったものなのだから、文句を言われる筋合いは無い。
 そう自分の中で結論づけ、杏子は一口飲んでみた。

「……うまいな、これ」

 まどかの表情が明るくなる。

「ほ、ほんとに?」

「うん。ジャスミンティーだろ? 混ぜたの」

「えへへ、さすがだね、杏子ちゃんは」

 鹿目まどかという人物の笑顔には、周りを和ませる能力が確かにある。
 そんなことを再確認できた瞬間。杏子は少し気持ちが軽くなっている自分に気付いた。

 誰かと共に過ごすのなら、笑えていたほうがいいに決まっている。

「コーラを先に入れるのがポイントだよ」

 まどかは得意気に言った。

「詰めを誤っちまったねぇ」

「全くだね……」

 二人して声を揃えて笑う。しばらく続く笑い声。

「……なあ、まどか、腹へったな」

 ひとしきり笑った後、杏子は問いかけた。
 
「うん、わたしも何か食べたくなってきたよ」

「あたしは食うもん決まってんだけど、まどかはどうする?」

「うーん、実は最近お腹周りが危険水域に達しててね……」

 ワンピースの上から、自分のウエストをぐりぐりとやり始めるまどか。
 杏子は何故か目を逸らしてしまった。そのままの姿勢でまどかに声をかける。

「別に変わってなくね? あたしはそう思うけど」

 返事がない。
 何事かと思い、まどかの方へ向き直ると、杏子を真剣な顔付きで見ていた。 

 杏子が息を飲むのと同時にまどかが口を開く。

「……杏子ちゃん、悪いんだけどさ、ちょっと触って確かめてみてくれるかな?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
678Res/502.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice