過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派(笑いまどか)
[sage saga]
2011/11/20(日) 21:02:04.00 ID:2+vNiUJeo
本来杏子が飲む予定だったものなのだから、文句を言われる筋合いは無い。
そう自分の中で結論づけ、杏子は一口飲んでみた。
「……うまいな、これ」
まどかの表情が明るくなる。
「ほ、ほんとに?」
「うん。ジャスミンティーだろ? 混ぜたの」
「えへへ、さすがだね、杏子ちゃんは」
鹿目まどかという人物の笑顔には、周りを和ませる能力が確かにある。
そんなことを再確認できた瞬間。杏子は少し気持ちが軽くなっている自分に気付いた。
誰かと共に過ごすのなら、笑えていたほうがいいに決まっている。
「コーラを先に入れるのがポイントだよ」
まどかは得意気に言った。
「詰めを誤っちまったねぇ」
「全くだね……」
二人して声を揃えて笑う。しばらく続く笑い声。
「……なあ、まどか、腹へったな」
ひとしきり笑った後、杏子は問いかけた。
「うん、わたしも何か食べたくなってきたよ」
「あたしは食うもん決まってんだけど、まどかはどうする?」
「うーん、実は最近お腹周りが危険水域に達しててね……」
ワンピースの上から、自分のウエストをぐりぐりとやり始めるまどか。
杏子は何故か目を逸らしてしまった。そのままの姿勢でまどかに声をかける。
「別に変わってなくね? あたしはそう思うけど」
返事がない。
何事かと思い、まどかの方へ向き直ると、杏子を真剣な顔付きで見ていた。
杏子が息を飲むのと同時にまどかが口を開く。
「……杏子ちゃん、悪いんだけどさ、ちょっと触って確かめてみてくれるかな?」
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