過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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416:ほむマミ派(遊びまどか)[sage saga]
2011/12/08(木) 17:34:11.01 ID:gFc/WGMAO


 膠着状態が続いてた。 子鹿アタックから、二人は重なったまま。
 今の杏子にとって救いなのは、まどかと視線が合わさっていないことだけ。

「……なあ、寝てないよな?」

「ふぇ?」

「おかしな声出すなっつの」

「くふふ」

 遊ばれている、いいように。

 まどかの方が体温は高いようだ。 衣服ごしでもそれが十分に伝わってきて、杏子にはそれが辛い。
 両脚を真っ直ぐ伸ばしてクロスさせたポーズに妙な力が入っていることを自覚し、顔が熱くなった。

「この格好、いつまでしてりゃいいわけ? あたし、もう……」

「我慢できない?」

「おい、ふざけんなよ?」

「くふふ」

 笑いながら、杏子のスウェットをより強く掴んでくるまどか。 動きはお互いに殆ど無い筈なのに、押されている、と感じる。

「杏子ちゃんの心臓が鳴り止みませんね」

「鳴り止んだら死んじまうし」

「へへ、それはそうだね」

「……なあ、もういいだろ?」

「わたしのターンは終了してません。 ふふ」

 埒が明かない。
 強行突破しかないだろう、と杏子が思った瞬間にパソコンデスクに置いてあった携帯電話が鳴った。

「佐倉さん? お電話ですよ?」

「ああ……」

 そう言いながらも、まどかは退く気などさらさら無いようだ。
 
 杏子は杏子で身体が上手く動かない。 今鳴っている着信音に設定してある人物は一人だけしかいないから。


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