過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派
◆CuwcoLXTJ2
[sage saga]
2012/06/03(日) 19:34:00.62 ID:bCzpJeoAO
昨晩の出来事をそのまま引き継いだ肌と肌が重なり合う。 べたついているのに、不快感はまるで感じない。
その重みと、反して、重力を無視したような柔らかさと、多少落ち着いた熱は、離れたくなくなる心地よさ。 とりあえず動けない。
彼女の髪が右頬をくすぐっている。 若干のむず痒さが小芝居のものと重なる気がした。
しばらくして、マミの身体が細かく震えだした。 声を押し殺して笑っているようだ。 私の反応の鈍さが面白いのかもしれない。
「朝から随分と飛ばすじゃない」
おはよう、より先に言わなくてはいけない気がしたので、素直に言葉を紡いだ。
「だって、ほむらさんにまためそめそされたらやだもん……」
右耳に届いてくるその声は、口調がいつもより更に幼く、指摘内容は的確で辛辣。
「結局、スパイの男は死んじゃったの?」
応えるのが癪だったので、わざと興味のない事を尋ねた。 見透かされることは織り込み済みで。
「なんで、そんなこと訊くの? 呆れ顔で私のこと見てたのに」
「殺したらまずいんじゃないかな、って思って」
「くそ真面目」
「……そういう言葉遣いは感心出来ないわね」
「ごめんなさい、ママ」
そう言って、マミの方が先に笑い、伴う振動を余すことなく感じ取ってから、私も遅れて笑う。
「ちなみに、捜査官のモデルはほむらさんだから」
どこが? と訊き返したかったが、出来なかった。
「まあ、実際同じ立場に置かれたら、慌てふためくかもしれない」
彼女の髪を背中ごと左手で撫でつつ、謙虚に返す。
「私もそうかも」
「そんなこと言って、マミは結構バンバン撃ちそうな気もするけど」
「それ……ちょっとひどくない?」
「ええ、狙ってのことだもの」
今度は私が先に笑う。 鼓動や細かな震えが少しずつシンクロしていくかのようで、ほんのりと気持ち良い。
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