過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派
◆CuwcoLXTJ2
[sage saga]
2012/08/13(月) 01:08:37.20 ID:auHrhOoAO
私が「下着、二日目」と言って、マミに手渡す。 「二日目、下着」とマミが復唱し、バッグの中に整然と詰める。
そんな手順を全ての持ち物で踏みつつ、私は思い違いをしていたことに気づいた。
機嫌を損ねていた訳ではなく、彼女は別の何かで頭がいっぱいだったのだ。
共同作業の最中、マミは、「捗るわね」、と三回口にした。 そこまで喜んで貰えるとは思っていなかったので、私も嬉しい。
手渡す動作が加わることで、余計に時間が掛かっていることは間違いないが、彼女の言いたいのはそういうことではない、と身を以って知った。
そして、全部を綺麗に片付け、図ったように二人して顔を見合わせる。 私はマミから締めの一言を待った。
「ありがとう、これでもうおそらく完璧に憂いはないと思われるわ、多分」
くすくすと、楽しそうな、淀みないお礼の言葉。 実に、実に光栄なことである。
「これくらいしか私には出来ないから。 ……何なら、もうワンセットいく?」
「いいわよ、もう十分」
お茶を淹れましょうね、とマミは軽い足取りでキッチンへと歩いて行った。
彼女の昔話はお茶菓子代わりになりそうだ。
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