過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
1- 20
601:ほむマミ派 ◆CuwcoLXTJ2[sage saga]
2012/08/13(月) 01:08:37.20 ID:auHrhOoAO


 私が「下着、二日目」と言って、マミに手渡す。 「二日目、下着」とマミが復唱し、バッグの中に整然と詰める。


 そんな手順を全ての持ち物で踏みつつ、私は思い違いをしていたことに気づいた。

 機嫌を損ねていた訳ではなく、彼女は別の何かで頭がいっぱいだったのだ。

 共同作業の最中、マミは、「捗るわね」、と三回口にした。 そこまで喜んで貰えるとは思っていなかったので、私も嬉しい。

 手渡す動作が加わることで、余計に時間が掛かっていることは間違いないが、彼女の言いたいのはそういうことではない、と身を以って知った。
 
 そして、全部を綺麗に片付け、図ったように二人して顔を見合わせる。 私はマミから締めの一言を待った。

「ありがとう、これでもうおそらく完璧に憂いはないと思われるわ、多分」

 くすくすと、楽しそうな、淀みないお礼の言葉。 実に、実に光栄なことである。

「これくらいしか私には出来ないから。 ……何なら、もうワンセットいく?」

「いいわよ、もう十分」

 お茶を淹れましょうね、とマミは軽い足取りでキッチンへと歩いて行った。

 彼女の昔話はお茶菓子代わりになりそうだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
678Res/502.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice