過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/09(日) 23:21:53.96 ID:Jz48P6Uzo

 ひとまず仁美の肩に支給された毛布を掛けてやる。
 それからミサカはその場にあぐらをかいた。
 仁美の身体をほんの少しだけ傾けて、自身に預けさせる。

ミサカ「……しかしあれですね、この少女も報われませんね」

 盛大に失恋して――恋を諦めて――心中穏やかでないにもかかわらず、友人の前では平静を保ち続け。
 親しき者達が隠し事をしているのに気付きながらも知らぬ振りを通し、
 彼女らにいらぬ苦労を掛けさすまいとこれまで同様の関係を維持してきた、志筑仁美。
 複雑な人間関係に悩む彼女に同情を覚えつつ、ミサカは世界中に散らばる姉妹達との交信を再開する

ミサカ「さて、今の内に新しい情報をインストールしておきますか」

ミサカ「……統括理事会が掴んだ新たな情報、ですか?」

ミサカ「魔法少女(笑)? 魔術サイド(爆笑)の行動? インキュベーター(暗黒微笑)の思惑?」

ミサカ「うーむ、難しいですね。これらが本当の場合は原因究明のためにも動かねば……っと」

 ぽてん、と。
 仁美の頭がミサカの肩に乗った。
 彼女の唇がかすかに動く。

仁美「どうして……仲間外れなんか……」

ミサカ「……」

ミサカ「っておい寝言かよ、焦らさないで欲しいものです。やれやれ」

ミサカ「しかしまいりましたね」

ミサカ「動こうにも、動けなくなってしまいました」


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