過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/29(土) 00:56:14.76 ID:a/C0+favo

――見滝原市にある、崩れかかった高層ビルの最上階にて。

ローラ「チェックメイト、と言ったところかしら」

QB「無意味に死なれてもらっては困るんだけどね。エネルギーはいくらあったって足りないことはないんだから」

ローラ「そこまでは私の及びたることじゃなしにつきけるしー」

QB「……一つ、質問してもいいかい?」

ローラ「内容によりけるわね」

QB「君の言う『天使』の魔術。あれは凄いね。ありとあらゆる物理法則を無視した超常現象を起こして見せた」

QB「だからこそ僕には解せない。あれだけの力を振るうことが出来るのなら、どうして僕達からおこぼれを貰おうとしたんだい?」

ローラ「あれはワルプルギスの夜と魔導書の波長が合致したからこそ起き得た偶然よ。
     天上の序曲を天使の召喚で再現し、魔女の宴の魑魅魍魎を魔法少女の魂の残滓で代用したりた。
     天使によって夜は訪れ、術式は完成。ただの使い魔は魔女へと変貌し、舞台装置と共に大いなる宴の準備をしたりけると」

QB「君たちでは無理だと、そう言いたいのかい?」

ローラ「んーそれはそれ、複雑な理由がありけるのよ」

QB「……いずれにしろ、君が先ほどのような魔術を交渉に用いていれば、魔法少女のしがらみも解決出来たかもしれないのにね」

ローラ「心にもないことを言いけるのはやめておきなさい」

QB「それもそうかな」

ローラ「ときに、鹿目まどかの動向は?」

QB「避難所にいるよ。まだ決心はついてないみたいだね」

ローラ「あらあら、それはいけなしことね。ならば煽りたるまでのことよ」


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