過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
1- 20
227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/29(土) 01:03:08.79 ID:a/C0+favo

マーク「何故です? ボスが立ち上がれば多少なりとも現状を覆すことが出来るのでは?」

バードウェイ「無理だよ。お前は奴らの規模を甘く見すぎているし、代替案もない。解決策もだ」

マーク「代替案?」

バードウェイ「例え話をしようか。一人の少女がいる。年齢は十二か十一。両親とドライブの途中で事故に遭ったと仮定しよう」

バードウェイ「両親は息絶え、衝突相手も意識不明。少女も出血やら骨折やらでボロボロ。目撃者もいない。
.         ついでに言うと彼女には特別な能力もなければ魔術の知識も持ち合わせていなかった、が……」

バードウェイ「他者より少しだけ、魔法に関する“素質”があった。そしてキュゥべぇは少女に目をつけた」

バードウェイ「ヤツは営業スマイルを浮かべながら近づいてこう言う。『僕と契約して、マギカになってよ!(裏声)』と」

バードウェイ「さて問題だ。少女はどうなる?」

マーク「そりゃあ、助かるんじゃないでしょうか。上手く行けば両親も」

バードウェイ「そう。キュゥべぇと契約すれば、少なくとも助かる可能性が出てくるわけだ。因果を歪めてね。その後は知らんが」

マーク「救急車が来て少女を助ける可能性だってあるはずです」

バードウェイ「確率の問題だよ。奴らがいれば助かる確率は限りなく高い。いなくても助かる“かも”しれない。複雑だな」

マーク「ですが魔女が生まれればより多くの人間が犠牲になります!」

バードウェイ「『まだ見ぬ者のために大人しく死んでくれ』と。まぁ1と99、どちらを救った方が利口かは火を見るより明らかだな」

 ニヤニヤと邪悪な笑みを浮かべるバードウェイ。

マーク(この性悪女……)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/928.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice