過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/29(土) 01:03:56.28 ID:a/C0+favo

バードウェイ「解決策の話に移ろうか。どうやってキュゥべぇとの問題やしがらみを解消する?」

マーク「そりゃあ片っ端から探索して契約の妨害を……」

バードウェイ「我々だけでは無理だな。某妹達よろしくな電脳網と膨大なストックがあるやつらを押さえ込むことは出来んよ」

マーク「では『マギカシステム』をぶち壊します」

バードウェイ「そうだな。それが出来れば全ては解決する……わけないだろう愚か者め」 ベシィッ!

マーク「ぐふぉぅあっ!?」 ドゴーン!

バードウェイ「仮に魔女をマギカに、マギカを少女に戻せたとしよう。それでキュゥべぇはどうする?」

バードウェイ「次の契約候補を見つけ出して契約を取り交わし、魔女になるのを見守るだけだ」

バードウェイ「せっかく掘った油田の権利が奪われました。でも金は腐るほどあるのでまた新しく掘ります。こういうことだ」

マーク「それも暴論のような……」

バードウェイ「99回失敗したって1回成功すれば良い。それが奴らのスタンスさ」

 だが、とバードウェイは言葉を区切った。
 コタツの中から孫の手を取り出して背中を適当に掻く。

バードウェイ「奴らは効率を重んじる。『マギカシステム』よりも効率の良いエネルギー回収方法があれば話は別だ」

バードウェイ「エントロピー、熱力学第二法則だったか? 私は妹ほど科学に詳しくないが、これ自体は簡単に乗り越えられる」

バードウェイ「物理法則を塗り替える『魔術』でね。ただ効率を優先させる奴らはマギカシステムを頼るだろう」

マーク「むう……」

バードウェイ「先ほどの代替案と同じさ。キュゥべぇはてごわい。負けを知らない」

バードウェイ「……逆に言ってしまえば、先に述べた問題点を全て解消できればこの騒動は収束してしまうのだがね」

マーク「はっ! ということはボスは既に何らかの手段を講じておられるのですね!?」

バードウェイ「いんや、なーんもない」

マーク「んだよ思わせぶりな態度取りやがってチクショッ、がぁぁぁああっ!?」

 マークの鳩尾に孫の手が突き刺さった。派手に撃沈。
 それをやってのけたバードウェイは涼しげな表情のまま小さく欠伸をした。


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