過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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313:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/11/08(火) 01:41:15.01 ID:X/EtjjWKo

マミ『さて、と……それじゃあ大詰めと行きましょうか?』

 マミの姿をした使い魔が、けらけらと笑いながらほむらの首に手のひらを押し当てた。

ほむら「ぐっ、あぅ、んん……!!」

 ゆっくりと、しかし確実にほむらの首にリボンが巻かれていく。
 巻かれたリボンは次第に強く締まっていき、同時に彼女の首を絞めていく。

ほむら「んんっ、ぐううん――!? ぅうう――!?」

 呼吸が出来ない。血液が脳に届かない。
 本来魔法少女にとって、呼吸など絶対に必要な物ではない。
 脳への血液供給を経たれたって、魔法少女は死にはしない。

 だが、それはあくまで理論上の話である。
 現実問題、肉体が滅びれば魔法少女は滅びるのだ。

ほむら「んんん――――!!」

 呼吸が出来ない。血が足りない。顔が熱い。苦しい。
 どうにもならない現実は恐怖を産み、恐怖は混乱を産み、やがては絶望を孕んでしまう。

ほむら(いやだいやだいやだいやだ! 死にたくない、死にたくない!!)

マミ『ねぇ暁美さん。ひとりぼっちって寂しいのよ』

 幻聴が止まらない。


ほむら「と……もえ……さん……?」


マミ『だから……私といっしょに死んでちょうだい?』



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