過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/26(月) 22:45:13.58 ID:2kYXaSMso

QB「……残念だ。どうやら時間みたいだね」

まどか「え?」

QB「暁美ほむらが物凄い勢いで近づいてきてる。少し離れた場所にステイル=マグヌスもいるね」

 わたしの事を見ながら、それでもキュゥべぇの目はどこか遠くを見ていた。

QB「別の個体からの情報だよ。といっても人間に理解できる代物じゃないから詳しい説明は省略するけど」

QB「この部屋も見納めだね」

 そう言って、キュゥべぇは耳から出てる毛を器用に操って窓を開けた。
 軽い調子で窓枠に飛び乗ると、まるで名残惜しさでもあるかのような素振りで部屋の中を見渡してる。
 そんな感情なんて持ってないはずなのに。

QB「それじゃあまどか」

QB「この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも僕の名前を呼んでよ」

QB「そしたら僕は、どんな状況であろうと君の下に駆けつけてあげるからさ」

 愛する恋人にささやくように、しかし感情のこもっていない声でキュゥべぇは言う。
 その直後、たんっと軽い音を立てて、キュゥべぇは窓枠から飛び降りた。
 一方わたしはというと、緊張が解けたせいか足から力が抜けて、床にへたりこんでしまった。

まどか「どうしよう……」

まどか「わたし、どうしたらいいんだろう……」



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