過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
1- 20
502:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/19(月) 03:20:12.62 ID:+QGOG7/do

 過去に思いを馳せているのか、それは目蓋を閉じると愉快そうに口角を吊り上げた。
 恐ろしくも神々しい所作にほむらの目は奪われかけるも、その言葉に引っかかるものを覚えてかぶりを振る。

 声の主は、誰だ?

「かつてその願いを叫んだ者は、目の前の彼女に既に取り込まれてしまっていてね。残念だったよ」

 目の前の彼女……つまり、願ったのはまどか?

「そう。私はかつて鹿目まどかであった者の、暁美ほむらの救済を願う声を耳にしたというわけだ」

 でたらめだ。ありえない。
 たとえ目の前にいるまどかに近い存在であろうと、そんなことが出来るはずがない。
 しかし彼の二つの翡翠に隠された、奥深い闇を見るとそれも不可能ではないと思えてしまう。

 そんな不思議な存在は、ふと真顔に戻って続けた。

「決して交わらぬはずの平行世界の壁を乗り越えて届いたその言葉に私は少しばかり感動してね」

「彼女の願いを叶えるため、私は奮闘したのだよ」

「奮闘?」

「魔術を使ったんですね、ほむらちゃんを引きずり出すために」

 苛立ちを隠さぬまどかの言葉を肩をすくめて受け取ると、それは皮肉そうに表情を歪めた。

「まず初めに二つの世界を結合させることにしたのだが、これがなかなか難しい
 歪みを最小限に留めるため既存のオシリスの術式をホルスの物に置き換える、つまりahghディーdvwq……」

 冗談みたいなノイズが当たり前のように混じった。

「失礼。……hgeohイfgourhやbgdvqmバロfbvfjwerの他にwlvgbeリオqbhzkjのような意味の力を用いて
 一神教である十字教の時代とは隔たりのある、人のwaah宿vpqjm時代の新たなる魔術を行使したわけだ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/928.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice