過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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566:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:10:36.11 ID:NBEw0/VLo
年明けで仕事が立て込んでリアルが多忙というのもありますが、並行して別作業にうつつをぬかしておりました。
本当に申し訳ございません、時間をかけすぎました。
それでは文章の見直しをしつつ、投下します。


567:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:12:01.23 ID:NBEw0/VLo

 日本から丸々地球半週分ほど離れたヨーロッパ、正確にはイギリスとフランスを挟むドーバー海峡。
 夜空と海面に浮かぶ月に挟まれるように、海峡の上空を“飛翔”していた少年は、
 気だるそうな顔のまま、手に持った携帯電話を耳に当て直した。

以下略



568:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:13:10.90 ID:NBEw0/VLo

「インベーダーだかイノベイターだか知らねェが、あのガキに手ェ出したら殲滅するまでだ」

『ふむ。まあ嫌なら断ってくれても構わないんだが』

以下略



569:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:14:06.82 ID:NBEw0/VLo

 ――そんな彼の事情や日本での騒ぎなどどこ吹く風と言わんばかりに。

 月明かりに照らされた穏やかなロンドンの夜を、物言わぬ静寂が包み込んでいる。
 先ほどまで、極東に夜が訪れていたなどという馬鹿げたニュースを、ロンドンの民の大半は知りもしない。
以下略



570:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:16:26.76 ID:NBEw0/VLo

 ランベス宮――簡単に説明してしまうと、最大主教の私邸であるのだが。
 その防御機能や対侵入者用の魔術的細工は凄まじく、
 並の騎士では立ち入った瞬間に力負けして昏倒してしまうほどである。

以下略



571:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:16:57.59 ID:NBEw0/VLo

「……どれ」

「キャーリサ様?」

以下略



572:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:17:21.96 ID:NBEw0/VLo

 寸でのところでレイチェルはソウルジェムを拾い上げた。
 頭に繋がれたチューブの位置を調整しながら、彼女はその碧眼にキャーリサの姿を映し出す。

「あの……」
以下略



573:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:18:24.34 ID:NBEw0/VLo

 清教派経由の情報を受けて魔法少女の救助と魔女の討伐に乗り出し、
 協力してくれる魔法少女へのグリーフシードの無償提供という形で成果を成してはいる。
 成してはいるが、それ以上のことは何一つ出来ていない。

以下略



574:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:19:05.52 ID:NBEw0/VLo

「きゃ、キャーリサ……様っ……!」


 顎に手を当てて考え込んでいると、見知った顔の修道女が息を切らしながら彼女の前に跪いた。
以下略



575:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:19:44.98 ID:NBEw0/VLo





以下略



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