過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/26(月) 22:58:45.90 ID:2kYXaSMso

レイチェル「儀式、です」

 そう言って、レイチェルは懐から群青色の宝石を取り出してみせた。
 一見すれば単なる綺麗な宝石だが、エリザードは一目見ただけでそれがなんなのかを理解する。
 これは魔法少女の魂、すなわちソウルジェムだ。そしてそれを彼女が持つということは……

 目の前にいる修道女が、 “魔術サイドのやり方” で、 “魔法少女” になったことを指し示している。

エリザード「……そうかい。下がっていいぞ」

 レイチェルが出て行ったのを見届けると、エリザードは深いため息をついた。
 切っ先のない剣、カーテナ=セカンドを握り締めると、彼女はハエでも払うかのように右手を振った。

ローラ「ひゃうんっ!?」

QB「おっと」

 直後、ローラとキュゥべぇの間にあったグラスが真っ二つに引き裂かれた。

ローラ「なっ、なしていきなりカーテナを振るいたるのよ!? 加減を考えなさいこの大馬鹿者!」

 慌てるローラの眼前にカーテナを突きつけて。
 九〇〇〇万人の国民を背負う英国女王(クイーンレグナント)は目を見開いた。

エリザード「これまで散々お前に好き勝手やらせてきたが、事情が変わった。全て説明しろ
        事と次第によっては貴様の退任式を大幅に早める必要が出てくるだろうが、それは私の関知するところではない」

ローラ「そ、それはいろいろと困りたることも多しというわけで、後日またあのえーと勘弁してくださいませんのことかしら?」

エリザード「よろしい、ならば戦争だ」

 ブンッ! カーテナを一閃。
 値段にしたら数百万いくんじゃないかこれみたいな豪華な修飾が施されたテーブルが真っ二つになる。

ローラ「あわわわわ……!」

エリザード「次は当てるぞ」


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