過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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591:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:38:12.66 ID:NBEw0/VLo

バードウェイ「まっ、その時はその時だ。それにしてもあいつら、本当にソウルジェムを元に戻せるのかね」

マーク「……どちらにしても我々に影響は無いのではなかったのですか?」

バードウェイ「いや、最低でも今のソウルジェムくらいは元に戻してもらわんと困る」

マーク「なぜです?」

 深いため息をついてから、バードウェイはマークの頭を叩いた。
 そして右手に嵌められれた“指輪”と爪に描かれた五傍星を彼の眼前に持ってくる。

マーク「これは……ボス!?」

 爪に描かれた特異なマークと指輪。
 それはインキュベーターと契約した人間に刻まれる証であった。

バードウェイ「素質は十分だが希望と絶望の落差、感情の振り幅が小さくてそこまで強くないらしい
        願いは叶ったので良しとするが……一方通行に頑張ってもらわんと私が醜い魔女になってしまう」

マーク「いつの間に……いや、なぜ契約を!?」

バードウェイ「少し前、とある人物に頼みごとをしたら見返りにこちらも頼まれごとをされてな
        一応言うが、取引じゃないぞ。そう、頼み、頼まれただけだ。信頼関係とか色々だ」

マーク「……一体何をするつもりですか?」

バードウェイ「ゴールデンメタルスライムを知ってるか?」

 困惑するマークを無視してふんっと鼻息を立てると、バードウェイは東の方角へ目を向けた。
 極東の地では今頃、今世紀最大の激闘が繰り広げられようとしている頃だろう。
 その結果次第でなにもかもが変わる。

 バードウェイにしては珍しく不安げな表情を浮かべると、目を瞑って天を仰いだ。



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