過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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624:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/22(日) 23:32:05.03 ID:F5gd/ZYKo

 大胆不敵に笑う建宮の指示に従い、杏子たちは戦線を後ろへと引き下げた。
 ついで、この機に乗じて負傷者を背負った何人かが戦線を離脱していく。

杏子「おいおいどこまで下げんのさ?」

建宮「もうちょいだ、もうちょい。……ここだ、よし止まるのよな!」

 一定のラインまで引き下がり終えると、建宮はフランブルジェを地面に突き刺した。
 ここが最終防衛ラインだと言わんばかりの、威風堂々とした佇まいだ。
 だが――


杏子(あんな風に突き刺したら刃こぼれしちまうんじゃない?)

五和(というか荒れたコンクリートの地面によく突き刺せましたよね)

牛深(よく見ろ、瓦礫の隙間に差し込んであるんだ。考えたな教皇代理め)


 建宮が頬を引きつらせているのを無視して杏子は話を進める。

杏子「そんでどうすんだよ? ここで決死の防衛戦でもしようってのかい?」

五和「違いますよ、佐倉さん。私たちにできることはもう高見の見物くらいなもので、ここは見物用の砦です」

 ……あまりに切迫した状況に頭でも狂ったのか、この隠れ巨乳は。

 そんな杏子の心配とは裏腹に、五和は笑みを浮かべて続けた。

五和「ここが正真正銘、最後の砦ですね。……始まりますよ」



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