過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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77:ステイル、カンザキ、シェリー、イツワ、タテミヤ、アニェーゼ、アンコ、ホムラ、アウトー[saga]
2011/10/01(土) 02:58:55.63 ID:CwBGnqAWo

詢子「それからオカルト系もダメだな。赤とか青とか、派手な色に髪染める奴や刺青もNG!」

詢子「助平な格好する奴も情操教育的に良くないのでダメ」

詢子「ボロボロの服着てるとか酒飲んで暴れるとか人の恋路を覗き見るドスケベ男とか極度のドSとかもあんまり良くないな」

詢子「万引きするような輩や国家権力に楯突くやつはまったくもって……まどか? どうした?」

まどか「え、あ、な、なんでもない、よ!?」

 どっと噴出してきた汗をハンカチで拭うと、わたしは必死に首を振った。

詢子「ならいいが……まぁとにかく、常識さえ弁えてくれればそれで十分だよ」

まどか「あ、あはは……だ、大丈夫だよ。みんな(常識は弁えてないけど)良い人だから」

詢子「そっか。なら良いんだ、あっはっは!」

 心が痛い。
 しかし嘘は吐いてないので問題はない……と思う。

詢子「まぁああは言ったけどな、まどかが信頼してるんなら良いさ。お前の人生なんだからな」

まどか「……うん」

詢子「お前みたいな年頃の子は悩み事とか交友関係とか色々あるけど、私から言わしてもらえればな」

詢子「十四歳なんてのは、そうだな。人生って言う枠組みから見れば『始まってすらない』と思うぞ」

まどか「そうなの?」

詢子「おー、そうだよまどか。ちょっとばっか長いプロローグってとこだな」

 ママの言葉に、思わずわたしは首を捻った。
 今わたしが悩んでいることは、プロローグの最中に起こる些細な出来事に過ぎないのだろうか?


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