過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
↓
1-
覧
板
20
969
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[saga]
2012/05/28(月) 03:11:06.27 ID:9M6RkmvRo
――いまだ夜の明けぬ、星空の下のイギリスにて。
小さな宝石を右手の中で持て余してい、クソ生意気なガキこと、レイヴィニア=バードウェイは目を開いた。
その様子に気付いて、すぐそばで控えていたマークがそそくさとその隣に歩み寄る。
「ボス……」
うむ、と頷いてバードウェイは左手の指を動かした。
にちゃり、にちゃりと何かどろどろの液体状の物を揉む音が鳴る。
その手の先には、白い獣の死骸があった。何かで叩き潰されたのか、見るも無残な姿に成り果てている。
成り果てているのだが――赤い血が、一滴も流れていない。
それどころか目に当たるであろう赤い宝玉は、生命機能を停止した状態でなお元の輝きを保っていた。
「頃合だ。始めるぞ」
「……本当にやるんですか、≪明け色の陽射し≫が、こんな正義の味方の介添え人みたいなことを?」
「もう前振りは全世界にしてしまったんだ、今更後悔したところで遅すぎる。それからだな」
「はい?」
「そこを退け」
軽く右手を一薙ぎ。それだけでマークの身体が面白いようにあっさりと吹っ飛んでいく。
そして新たな人影がバードウェイの前に現れた。
バードウェイはその人影に向かって笑みを向けると、口を開いた。
「何の用だ、RPGにでも出てきそうな王冠ババア」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/928.67 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1316193826/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice