35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2011/09/18(日) 20:19:06.92 ID:T7hNF3vl0
この時のアタルは、まだ自分が向かっている先がとある事件の現場
などとは思ってもいない。
東京での生活が抜けきっていない彼は、こんな人だかりが出来る
なんて芸能人でもいるのか、それとも誰かが路上パフォーマンス
でもしてるのかと思ったのだ。
こんな都会から離れた片田舎で、そんな出来事は起こり得ないと
いう事を、アタルはすっかり失念していた。
そしてこういう田舎で……いや、この土地でこんな風に人だかりが
出来る一番の理由を見落としてもいた。
そう、殺人事件である。
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