過去ログ - 唯「ポケットモンスターアズサ!!」
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/01(土) 06:29:00.31 ID:tM/ToTje0
唯「さてと。さっきの人も心配だけど、サッサと行けるところまで行こうか」
アズサ「はいです」
私達は少し落ち着いてから、次の町……ヒワダタウンに向かって出発することにしました。
ニャース「早くしないと野宿になるにゃ」
アズサ「それも楽しそうです!」
ニャース「勘弁するにゃ」
???「ジー」
唯「ん?何か、視線を感じない?」
私達は周りを見ると緑色をして、目をパッチリとさせた緑色の鳥(?)みたいなのがこっちをジーと眺めています。
ニャース「これはネイティにゃ。タイプはエスパーとひこうにゃ」
唯「なるほど。……アズニャン、戦える?」
アズサ「任せて下さい。やってやるです!!」
アズニャンはタマゴをニャー太に預けて、ピョコピョコと歩いていきます。
アズサ「師匠の教えてもらった技を早速使うです」
むったん「捕まえるんだからね。倒しちゃ駄目だよ」
アズサ「分かってるです。早速、ねこだま……」
アズニャンは今朝、ニャー太に教えてもらった技を出そうとして、ピタッと止まりました。
唯「どうしたの、アズニャン」
アズサ「……」
アズニャンはくるりと方向転換し、私の体を登って、リュックから何かを取り出しネイティに向かって、ピョコピョコと歩き出します。
唯「何かあったの、アズニャン」
アズサ「……この子、足に怪我をしてるです」
唯「え?」
私はネイティをもう一度、注意深く見ると……たしかに足を引きずっているような感じだね。
アズサ「それにあそこに仲間もいるです」
私がアズニャンの指差す方向を見ると、仲間が何匹か心配そうにこっちを見ています。
アズサ「あの……唯先輩。きずぐすりを勝手に使って申し訳ないです。後、勝手だと思いますが、この子は……」
唯「全然、気にしないでいいよ。私が気づいてたら、同じことをしたしね。アズニャンはいい子だね。ナデナデ」
アズサ「ふにゃ〜」
唯「それじゃ、行こうか。ネイティさん、元気で暮らしてね〜」
アズサ「バイバイです」
ネイティ「……」
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