過去ログ - 古泉「僕と一週間だけお付き合いしていただけませんか?」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/09/24(土) 01:20:08.56 ID:oWZkPBpE0
「…でも、ひとつだけお願いがあります」

何度も言うようだが、こんなことを喋っている僕自身この先何を言うのか全くわかっていない。



「僕と一週間だけお付き合いしていただけませんか?」


……な、なんですと?


「…え、でも…」
「本当に1週間だけでいいんです。もちろんそのことは他の方々には知られないように務めさせていただきます。
 そして期限が過ぎたら、あなたのことはすっぱり諦めて、元のSOS団団長と副団長の関係に戻ります。」

なんとまあ強引な頼みごとを必死になってしているんでしょうね僕は。

「…古泉くんは、それでいいの?」
「はい。必ず約束は守ります。どうか、お願いします。」
「う〜ん……わかったわ。でも、本当に一週間だけだからね。みんなにも内緒よ」
「ありがとうございます。」

ああ、これで僕と涼宮さんは晴れて期限付きの恋人同士になってしまったようです。


ーーーしかし、この時の一番の謎は、流されるままにこんな状況に置かれてしまって
訳もわからず戸惑う自分が思考の大半を占めていた一方で、
ほんの少しばかり、何ともいえない幸福感を噛みしめている自分も頭の片隅に居たということでしょうか。



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