過去ログ - 女「機械の体ですけど、一緒に過ごします?」-004-
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633:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/07(水) 23:58:40.59 ID:7Z1y97Feo
妖狐「また会いましたね、男さん」

男「ああ、あんまり会いたくなかったけどな」

探してたのに、俺は酷い言い草だった。
以下略



634:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/07(水) 23:59:08.46 ID:7Z1y97Feo
というか、焦点がまったく違う。

遠く、相手の後ろを見据えるその瞳には、なんだか淀んだ底なし沼を連想してしまう。

人を人として感知せず、ただただモノを言う『何か』と話している感じだ。
以下略



635:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/08(木) 00:00:55.06 ID:OAiMW9Tno
空を仰ぎ、なにかを行っているようだ。

何か、おかしなことがあったらすぐにでも止められるように、俺は身構えた。

妖狐「妖狐にはたくさん種類があって、大きくは野狐と善狐に分かれます」
以下略



636:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/08(木) 00:02:15.22 ID:OAiMW9Tno
男「……!」

言い終えた直後、彼女の姿は完全な狐色に変わった。

さらに神秘的で、美しく――。
以下略



637:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/08(木) 00:03:52.70 ID:OAiMW9Tno
――かに思えた。

妖狐「姉に対して手を出すとは、悲しいですね」

狐子「お前はお姉さまではない! ただの化け狐だ!」
以下略



638:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/08(木) 00:04:15.73 ID:OAiMW9Tno
男「き、狐子!」

狐子「うぐっ……」

妖狐は尾を上手く操作して、狐子の首を掴んで、持ち上げた。
以下略



639:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/08(木) 00:05:11.08 ID:OAiMW9Tno
狐子「私にはお前とは決定的に違う所がある。それがなにかわかるか?」

妖狐「わかりません、わかりたくもありません……ねっ」

尾はさらに張って、狐子を更に締めつけた。
以下略



640:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/08(木) 00:07:10.68 ID:OAiMW9Tno
ここで区切りでございます。

書き溜め第2弾です。こちらの方がまとめて読みやすくて、良いかもしれませんね。


以下略



641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/12/08(木) 00:18:55.59 ID:oKmIxSXZo
おつつ


642:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/08(木) 07:07:44.28 ID:vGeO4EJzo
いい所で区切るなぁ
早く続きが読みたい


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