過去ログ - 女「機械の体ですけど、一緒に過ごします?」-004-
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842:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[saga sage]
2012/02/06(月) 23:50:44.66 ID:rTxHPN7to
俺はどうしても働くことができずにいた。

大学ニートは、俺のあるべき大学生ランキングの中で一番地位が低いものだ。

何かに熱中している人はまだいい。サークルに尽力しているなら、大学ニートではない。

今現在進行形で、自分がなっている。なんともやりきれない気持ちだ。

バイトもせず、サークルに打ち込まず、ただただ何もせずに路頭に彷徨っていた。

それには、大きな理由がある。

俺は女性が苦手である。

高校生の頃、一度は克服したはずなのに、また、その症状は俺に牙を剥いた。

女性を感知しただけで体に寒気が走り、その場から逃げ出したくなる自分がいる。

女性関係で問題がなければ、ここまで拒絶することはないんだけれど。

俺には心当たりがありすぎた。

こんなことを自分で言うのはどうかと思うが、俺はどうやらありえないほどに顔立ちが良いらしい。

出会う女性は、俺を見ると顔を火照らせ、突き刺すような視線を浴びせてくる。

この後、猛烈アタックをしかけてくるのだが、それが辛くて仕方がない。

悩み事なのだが、人に相談すると必ず返ってくる言葉がある。

『羨ましい』。


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