過去ログ - 女「機械の体ですけど、一緒に過ごします?」-004-
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886:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[saga sage]
2012/03/18(日) 00:04:54.82 ID:u12s3Mqyo
池面「そういえば、昨日童ちゃんはどうして俺が女の人が苦手だってわかったの? 俺、何も言ってなかったのに」

童「ふむ、そのことについて、語らなければならなくなったか。まあ、別に隠そうとも思っていなかったので、言及された時に答えようと考えていた。それはだな」

一度切って、童ちゃんはわざとらしく咳払いをした。小さな女の子がやると、随分と可愛らしい。

童「この場で、君がたくさんの時を過ごした。そして、またこの場所に浮かない顔をして、やってきたから、君はまだ子どもの頃のそのトラウマを克服していないのではないかと思ったのだ」

池面「いや、そうじゃなくて」

童「?」

童ちゃんは不思議そうに首を傾げた。唇はキュッと締まってはいたが、顔はいつもどおり筋肉一つ動かない。

池面「あの、どうして俺が子どもの頃から女の子が苦手って……というか、なんで俺の子供の頃を、童ちゃんが知ってるの?」

童「うむ、それをどう説明すれば、君が確信を持って頷いてくれるか、私にはわからないが……私自身、君のことは何も知らないぞ」

池面「え?」

童「私自身ではなく、この場所、いわゆる『空き地』が、君がここにいた記憶を持っていたから、私はわかるだけだ。私はただ、この場所に『聞いた』だけだ」

俺がここにいた記憶?

空き地は、人ではない。場所であって、口を開くことはない。話すことはない。

口を開くって言葉を使う時点で、擬人法であって、決してありえることじゃない。

池面「それは、えっと……つまり、どういうこと?」

童「表現しづらいのだが……わかりやすく言うと、友達感覚でお話して聞き入れた情報だ、ということだ。君とこの場所は子どもの頃についてだけ言えば、親友に近いからな」

池面「……」

さっぱり意味がわからない。


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