過去ログ - 女「機械の体ですけど、一緒に過ごします?」-004-
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915:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2012/04/26(木) 02:59:20.40 ID:30nBpkIdo
池面「そうかも、ね」

童「同い年なのだろうか。彼女は制服を着ていたのだが、君は確かこの前大学生と言っていた。後輩……とは考えられなくもないが、それではあの高圧的な態度をする年下はどうかと思うのだが」

池面「ああ、彼女も大学生だよ。私服として制服を着ているんだ」

童「なるほど。私の考えの遙か上を行く答えが来てしまった。……そういうことか。しかし、彼女はとても似合っていたな。いや、幼くみえるというわけではなく」

池面「似合わない服が、ないくらいなんだよ」

童「着こなしが良いのか……。端正な顔立ちといい、スタイルも良かったように思える。素敵な女性ではないか」

池面「はは、そうだね」

童「……」

童ちゃんは急に体を縮こまらせて、顔を太ももあたりで隠した。

池面「ラッキーかな」

童「?」

池面「今日も童ちゃんに会えたから」

童「私と会えることが、君にとってどれほどの価値があるかどうかはわからないが、この場所も、最近よく来てくれることにとても嬉しがっているようだ」

よく来ると言っても、この前からもう二週間くらい経ってるけどね。

池面「童ちゃんは?」

童「む? 童ちゃんは、とはどういうことだろう。私は私であって、それ以外の固有人格を持ちえてはいないが……」

池面「童ちゃんは会えて、どうなのかなって」

童「…………」

池面「……童ちゃん?」

童「上手く、表現できない自分が情けない。できれば君に私を見て欲しくないほどに、私は赤面している。顔が熱い」

耳まで赤くして、童ちゃんは手で顔をおおった。


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