過去ログ - 魔法少女「記憶のない私と白い不思議生物」
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◆J0gg2XogfY
[sage]
2012/05/20(日) 07:42:13.26 ID:Jdmnkfsdo
「でもさ、実際あたしがこの中では一番頑丈だし、だったら先陣切って突っ込むのはあたしの仕事でしょ?
それに、サポートしてくれる頼れる仲間がいるんだしさ」
「信頼してるのね、ゆまちゃんのこと」
「まあね、魔法少女としては大先輩なわけだし……って、なに他人事みたいに言ってんのさ、まどか。
もちろん、あんたのこともだよ」
「え? いえ、私は……その、今の私で、役に立てるのかしらね?」
今までは、確かにそうだったのかもしれない。
しかし今の私は、さっきの戦い方だって二人の作った流れに任せていただけで、良かったのか悪かったのかすらわからない。
それでさやかの期待に応えられるかというと……
「あのねえ、まどか」
いつの間にかさやかの顔が目の前にあって、ぐぐっと迫ってきた。
「記憶喪失だか知らないけど、そんなウジウジしてんの、まどからしくないよ?
それにさっきだって、ちゃんとあたしやゆまちゃんに合わせてくれたじゃない」
さやかの顔は真剣に怒っていた。
「第一、役に立つとかどうとか、仲間ってそういうことじゃないでしょ。
記憶があろうとなかろうと、まどかはあたしやゆまちゃんの仲間で親友だよ!」
どうやら私は、こうまで言われてわからないほど鈍い人間ではないらしい。
そのことに心底感謝した。
「ごめんなさい、もう言わないわ。それとありがとう、さやか」
「あーあ、さやかお姉ちゃんに全部言われちゃった。私だって、まどかお姉ちゃんのこと、大好きだよ?」
ゆまちゃんが肩をすくめて、少し拗ねたように言った。
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