過去ログ - さやか「見滝原の悪夢」
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/26(水) 23:56:41.09 ID:BameyvSX0
さやかのスピードは厄介だ。
さやかと一対一で戦った時、技術面は置いといて、キリカの『時間遅延』をかけてもある程度その能力を維持していたスピードは非常に脅威だった。
もっともさやかの場合、ワンパターンに突進を繰り返すからひたすらにカウンターをとるだけで事はすんだが、今回のように防御主体の戦い方をされるとまた状況が変わってくる。
つまりはさやかを無視して魔女を攻撃するというのが極めて難しいのだ。

キリカ「……仕方ない。さやか、短い付き合いだったけど、つまらなくはなかったよ」

一手で十手
キリカは必殺の一撃を放った。
これならば、さやかを貫通してそのまま魔女も貫ける。……が、放ったものの、一向に衝撃波が現れない。

さやか「キリカ、折角生き残った人を攻撃しちゃいけないよ……?そんなことしたら、殺さないと」

キリカ「しくじった?こんな時に!!」

さやか「……もらったぁ!!」

さやかの剣がキリカを貫いた。
貫かれた状態でキリカはさやかを抱きしめる形をとりながら後方に飛ぶ。

さやか「…?」

キリカ「こんな三文芝居、さやかぐらいにしか通用しないんじゃないかな」

キリカの能力は『時間遅延』だ。
当然それは技の発動についても例外ではない。

キリカが後ろに飛び跳ねるのと、必殺の衝撃波が魔女に飛んでいくのはほぼ同時であった。


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